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【国分寺】老舗うどんの甚五郎で手打ちのコシを味わう

昭和63年から続く、武蔵野うどんの老舗店「甚五郎」
国分寺駅北口から少し歩いた裏道に佇む「甚五郎」。昭和63年から続く武蔵野うどんの老舗店である甚五郎では、歴史の長い手打ちの武蔵野うどんを味わうことができる。今回は、この甚五郎の変わらぬ魅力について紹介しよう。

歴史の長い武蔵野うどんを提供する「甚五郎」

 

甚五郎外観
食べログより引用

「田舎のおばあちゃん作ってくれた」ような素朴な味わいが魅力の甚五郎。太くてコシの強いうどんが特徴的な「武蔵野うどん」を、何10年もの間提供し続けている。
うどんは全て1から手打ちで作られており、うどんそれぞれの個性に向きあう姿勢が印象的だ。

甚五郎公式サイトでは、甚五郎の魅力にあふれた動画も配信されている。動画はこちらのサイトでしかチェックできないため、ぜひ見てみてほしい。

昔ながらのインテリアで落ち着ける店内

国分寺甚五郎

さっそく甚五郎へ足を運ぶと、店内の雰囲気はかなり落ち着いたものだった。昔ながらの趣きを感じさせるインテリアが並んでおり、筆者の座ったカウンター席の上にはたくさんの時計が飾られている。今回の筆者のように、女性1人でも入りやすかったのは印象的だ。さっそくうどんを注文し、商品の到着を待つ。

甚五郎名物の「合盛」武蔵野うどん

 

合盛武蔵野うどん
今回筆者が注文したのは、肉づけうどんの「合盛」(税込み・860円)だ。甚五郎にはつけ麺メニューとどんぶりメニューがあり、特におすすめされているのがこの合盛メニュー。汁は様々用意されているが、合盛なら武蔵野うどんとお蕎麦を両方楽しめるのだ。今回つけ汁は肉づけを選んだ。

 

うどんは太くコシがあり、食べごたえもじゅうぶん。お蕎麦は細いながらもハリがあって、どんどん食べ進めてしまう。昔、祖母から「おいしいお蕎麦ほど、口の中でほどよくちぎれていく」「そういう蕎麦を一気にすするのが最高」という話を聞いたが、この蕎麦を食べて祖母の考えに納得した。一気にすすった時の満足感は、なかなか言葉で言い表せない。

繊細かつ味わい深いお蕎麦と、太くてコシのある武蔵野うどんを一緒に楽しめる「合盛」は甚五郎の人気商品。ぜひ、訪れた際は注文してみてほしい。

 

うどんとそばの麺

そして、今回少々量が多かったので半分ほど持ち帰らせてもらった。甚五郎の麺はボリューミーなため、食べきれなかった時のために持ち帰りの制度もある。しかし、丹精込めて作られたうどんやお蕎麦はなるべく店内で味わいきりたい。小食の方はお持ち帰りも検討しつつ、無理のない範囲で注文することが大切だ。

居心地の良い雰囲気で、宴会やひとり飲みにも

甚五郎は基本24時まで空いており、夜は飲みに来るお客さんも多い。そんな方々に愛されているのが、豊富なお酒メニューやサイドメニューだ。
ひとり飲みもおすすめされている甚五郎では、枝豆(税込み・390円)や冷やっこ(税込み・450円)などのオーソドックスなメニューから、鴨鍋(税込み・690円)やさばの味噌煮(税込み・550円)などの凝ったメニューまで様々用意されている。

中でもおすすめなのがお酒の「そば湯割り」。温冷どちらも用意されており、新鮮なそば湯とお酒を割って味わうことができる。地酒・日本酒の3種飲み比べセット(税込み・790円)なども用意されているので、合わせて注文してみてはどうだろうか。

ちなみに筆者が訪れた時は、このような張り紙がされていた。大勢の仲間とお酒を飲むことが難しい時は、そば湯割りを渋く決めてみてほしい。落ち着く店内でじっくり味わうお酒は、いつもの何倍も心に沁みることだろう。


勝手に飲み放題で、武蔵野うどんと贅沢なひと時を

甚五郎座敷

甚五郎では、「勝手に飲み放題」というプランも用意されている。鍋と約10品のお料理コースが2つあり、それぞれ〆としてシンプルなかけうどん、もしくは肉づけうどんがついてくる。それぞれの値段は次の通りだ。

 〆かけうどんのコース〆肉づけうどんのコース
2hコース3300円———
2.5hコース3850円4180円
3hコース4400円4730円
3.5hコース4950円5280円

うどん以外の料理内容

  • 小鉢(煮物・酢の物など)
  • オードブル4~5品
  • (鴨ロース・イカ焼き・砂肝・角煮・唐揚げ・玉子焼き・煮物などから日替わりで)
  • 焼魚 or 煮魚
  • 日替わりのお勧めの1品
  • 甚五郎の美味しいおダシのお鍋

※料理は季節によって変動

※全て税込み表記。

10名以上で貸切が可能になり、最大で36名まで利用できる。現在は感染症対策で宴会の予約が休止になっているため、落ち着いたらぜひ利用してみてほしい。

武蔵野うどんを手軽に楽しめる出前やテイクアウト

https://twitter.com/jingo6/status/1299889576975020032

甚五郎では現在、テイクアウトやUber Eatsによる出前も実施されている。さっそく出前も試してみたが、筆者としてはじゅうぶん武蔵野うどんの味わいを楽しめた。

甚五郎テイクアウト

店内で頼んだ肉づけ汁のうどんだ。温かいつけ汁と冷たいうどんが「武蔵野うどん」の特徴。つけ汁はしっかり温かく、うどんも少々くっついていたもののもちもちで、お店と遜色ない食感を楽しめた。

Uber Eatsでは店内の一部メニューに加え、うどんのみやつけ汁のみでの提供も行われている。武蔵野うどんを自宅でアレンジしてみるのもおすすめだ。

ちなみに商品にはこういったメモも一緒に入っており、お店と変わらない心配りを感じた。国分寺近辺に住んでいる方で外に出たくないという方も、ぜひ味わってみてほしい

国分寺甚五郎まとめ

甚五郎は、国分寺駅北口から徒歩5分で行くことができる。現在は感染症対策として各席にパーテーションも用意されており、うどんの味わいを快適に楽しむことができた。

長年引き継がれてきた武蔵野うどんを、心休まる店内でじっくり楽しんでみてほしい。コシのあるうどんやつけ汁の優しい味わいが、きっとくせになることだろう。

店舗情報・アクセス

住所国分寺市本町3-12-2
電話番号042-325-6916
最寄り駅中央線国分寺駅・北口から徒歩5分
営業時間平日(11:00~15:30、17:30~22:00。ラストオーダーは21:40)
※15:30~17:30は店内飲食×。
テイクアウト&UberEats 〇
休日、祝日(11:00~22:00。ラストオーダーは21:40)
定休日原則年中無休(交通機関に影響が出るような天候の場合、お休み)

 

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